当店の田んぼがある豊田市高橋町界隈では、毎年4月終り頃から田植えの時期になります。
写真の田植機で、幼苗を田に植えていきます。苗は平行に真っ直ぐ植えて行く必要があります。
真っ直ぐ植えるのには意味があり、間違うと収穫時コンバインで刈る際に、問題になります。
植えるときに右へ左へブレてしまったら、刈る時もそのブレに合わせ右へ左へわざとブレるか、
ブレを無視し真っ直ぐ刈り取り、刈り残しを出すかのどちらかですが、
どちらも良くない事で、とは言え簡単に真っ直ぐ植えられるわけではありません。
田の水量が多すぎると、水面に風で細波が立ち、細波を見ながら田植え機で進む内に
少しずつズレて行ってしまったり、また田場内の起伏を進む内に歪んでしまったりもします。
難しい事が有りますが、だからこそやりがいがある。
先人達の教えをしっかり聞いて、おいしいお米作りに励みたいと思います。
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